イリオモテヤマネコ

妹「ここ最近、毎日トマトジュース飲んでるんだけど」
妹「身体に良さげだから飲んでるんだけど」
妹「なにがいいのかわかんないんだよね笑」
俺「なんか効果あった気がした。忘れたけど」
俺「なんだっけ、肌が綺麗になる。たしか」
妹「へえ。もーさ、ヴァンパイアが血が飲みたいときに飲めない状況で飲む飲み物っていう認識しかない」
俺「それなんていうマンガよ」
妹「ほら私中二病だから」
俺「不治(死)の病やん」
妹「中二病にかかってもう10年以上たちます」
俺「さすが。いい感じに極めてるね」
妹「人間国宝いけるかな?」
俺「まだじゃね?」
俺「妹の持ってるものはいい感じだから、そのままもっと極めよ」
妹「え?いい感じの中二病って何。てか何持ってんの私www」
俺「解説『中二病の他にも色々このまま極めていってほしいですね』」
妹「アナウンサー『しかしなぜそんな貴重な存在なのに彼氏ができないんでしょうか』」
俺「解説『それはきっと恐れ多いという理由が大半を占めていると思いますね』」
俺「解説『もしくは次元が違いすぎて付いていけない、になるでしょう』」
俺「アナウンサー『もはや付き合う時は、天然記念物と付き合う覚悟がないといけない、というわけですね。』」
妹「私イリオモテヤマネコかよ」
俺「アナウンサー『時代が追いついていない、ということでしょうか?』」
俺「解説『時代を先取りしている私でも、妹には到底追いつけないでしょう 』」
妹「もう今日から「最先端のイリオモテヤマネコ」って名乗るわ」
俺「新しいあだ名できたやん、よかったやん」
妹「ポジティブかよ」