作業着とTシャツとあなた

俺「てか聞いてよ」
妹「なん」
俺「職場にさ、細かいことにつっかかってくるおっさんがいるんだけどさ」
妹「うぜーなそれ」
俺「そう。んで、俺が作業してるところがトイレ遠いの」
妹「そーなん?」
俺「だから今日も休憩中トイレ行って、戻ってる時に、 『ちょっといい? 』ってそのおっさんに呼ばれたわけっすよ」
妹「うわ嫌な予感」
俺「おっさん『 俺嫌いなんだよね、そういう下着出てるの』
って言われたわけっすよ」
妹「え、なにそれ怖い」
俺「まあ、出てたの気づかなかった俺も悪いんだけど」
妹「下着?え?シャツ出てたってこと?」
俺「そう。作業着の下からね。下着って言ってもTシャツだけども。」
妹「つかさ、「シャツ出てるよ」で良くね?」
俺「そうなんだよ」
妹「そういうの嫌いって言われても、お前の好みは知らんがな、って思う」
俺「そうなんだよね」
妹「突っ掛かって来るっていうか、言い方に難ありやね」
俺「んで、とりあえずめんどくさいから 『あっはい 』って言ってしまったんだけど、作業場に戻って、ふと思ったわけですよ、あ、これ言っておけばよかったなって。」
妹「うん?」
俺「ちなみに2つあるんだけど。」
俺「1つ目は、『ちょうどよかったですね、俺もあなたのこと嫌いだったんですよ』」
俺「2つ目は、『下着もお前のこと嫌いだよ』」
妹「wwwww」
妹「1個目で」